最近話題の中古車輸出専門業者ってどういうビジネス?

世界的に日本車人気は衰えず、いまでも海外で高い評価を得ています。

 

世界各国で日本車のニーズが高いため、日本の中古車を海外へ輸出する事業が盛んに行われるようになりました。

 

中古車輸出の業界は実に小規模なものからスタートしています。

 

黎明期は中近東からやって来た在留外国人が母国へ中古車を輸出して利益を上げていました。

 

徐々に中古車輸出ビジネスが利益の高いものだとわかると、日本の企業が輸出専門業者を立ち上げて大きな輸出事業に拡大していきます。

 

とはいっても、ほとんどは小規模な輸出業者で業界を占めています。

 

中古車の輸出台数がこれほど飛躍的な増加を見せるようになったのはここ10年ほどです。

 

非常に堅牢でクオリティの高い日本車は中古車であっても海外各国で需要が集まります。

 

日本車のニーズは不況にほとんど左右されないため、日本国内の景況が影響を与えることは少なく、むしろ東南アジアを中心に発展途上国では日本車への憧れが今でも根強く残っています。

 

中古車の輸出専門業者は主に大規模な港を持つ都市に集中しています。

 

たとえば横浜や名古屋、神戸や長崎といった古くからの港町は自動車産業との相性もよく中古車の輸出をする上で有利になっています。

 

自動車産業が近いことと合わせて、高速道路と港湾とのアクセスが良好なことや自動車を輸出するために必要な広いスペースが港湾内にあるかどうかも輸出のしやすさに影響するからです。

 

たとえば横浜港は中古車の輸出が盛んに行われている都市の一つです。

 

県内を始め周辺には自動車産業の工場が多くあり港自体が車の輸出入に古くから対応しています。

 

また、貿易港としてもアジアやアフリカ各国はもちろん世界各地から頻繁に船の往来があります。

 

中古車を輸出するに当たってネックとなるのが中古車の輸出通関の問題です。

 

他の貿易品目と同様に中古車も輸出する際に税関を通らなければなりません。

 

輸出専門業者は、中古車の輸出抹消登録をはじめとしてさまざまな複雑な手続きを取らなければならず、専門性が高いが故に今後各方面からのサポートが必要といわれています。

 

ちなみに、中古車の輸出先としてはロシアや中近東、アフリカ、また、南米やオセアニアといった経済的に発展途上の国々が多く見られます。

 

それら多彩な外国語に精通したスタッフの要請も中古車輸出専門業者の課題といわれており、今後ますますニーズの高まる分野だと考えられます。