商用車の査定価格が高めになるそのからくり

会社が業務や営業のために使用する車を商用車または社用車と呼んでいます。

 

個人で購入するマイカーとちがって商用車または社用車にも中古車市場が存在します。

 

とはいえ、法人の総務や経理担当でもなければこうした車両を売却する機会はないでしょうから、知られていないのも無理はありません。

 

商用車と社用車は企業が責任を持って購入し維持しています。

 

社員であれば自分の会社の共有の財産にあたりますので、こうした車に乗る際に汚して乗るようなことや無理な運転をすることはきっとないのではないでしょうか。

 

しかも法人としてメンテナンスもきっちりとされていますので、個人の持つ車を中古車買取業者で査定してもらうよりも高めに取引されることが多い傾向にあります。

 

どちらも同じような意味で混同されやすいのですが、商用車と社用車には次のような違いがあります。

 

商用車の場合、その車を使って直接的に業務を行うために必要な車です。

 

たとえば運送会社であれば荷物を運ぶのが主たる業務ですのでトラックであり、バス会社ならお客さんを運ぶためのバスやマイクロバスがこれに当たります。

 

このほか、商用車が指す範囲はかなり広くて、建築会社や土木関係で使われる重機や建機、フォークリフトもそうですし、大規模な農業を行う法人であればトラクターや耕耘機などもこれに含めることができます。

 

一方、社用車は業務を行うため、目的地までの移動手段として使われる車のことです。

 

こういうと難しく聞こえますが、セールスマンが取引先へ営業に出向くときに運転していく車が代表例といえるでしょう。

 

とはいっても、社用車はさまざまな目的で利用可能ですので商用車よりも使い勝手がよい便利な車ということもできます。

 

たとえば大型バスやトラクターをまちの中古車販売業者で見かけないように、こうしたビジネスに特化した車両は一般にはあまり見えない部分で市場が形成されています。

 

しかも、流通量が少ないため個人が売却した一般車に比べると希少価値が高くなり高値で取引されやすくなります。

 

法人で車を売却する場合も、こうしたかりくりを理解した上で話を進めているのです。

 

こうした商用車や社用車を売却するに当たっては個人で中古車を持ち込む一般的な買取業者よりは専門の業者に査定してもらうほうが有利に売却できます。

 

もちろん、さまざまな中古車買取業者に見積を出してもらうことは査定価格を比較できるのでおすすめです。